ここが変だよ英語発音!【落ちる音】

発音/準備コース

全部読まないことで英語っぽくなる!?

学びラボ4U館林校です!

今日は前回の【くっつく音】に引き続き、

【落ちる音】について書いていこうと思います!

英語には「書いてある通りに発音されない」という

ちょっと厄介なルールが存在します。

そのうちの一つが【落ちる音】です。

英語には破裂音という発音が存在します。

これらの破裂音は単語の先頭に来たときは強めに発音されるのですが、

単語の最後に来たときや、破裂音が連続するときには、

音としては聞こえないくらい弱い発音になります。

結果として、音としては「落ちている」ように聞こえるので

【脱落音】と呼ばれたりします。

これは、単純に発音しないこととは少し違います。

口の形は作るけれど、空気は破裂させない。

これがポイントです。

Take care.

上の文は、破裂音が連続するために、本来であれば

テイクケア

と読まれるところが

テイッケア

と聞こえます。

このとき、「テイク」の「ク」の音は聞こえないのですが、

口の中ではしっかりと「ク」を破裂させる前段階の形を作ります。

そして音を破裂させずに次の音へ移行すると、

日本語の促音(小さい「つ」)のようなニュアンスが残ります。

これが、【落ちる音】です。

これが分かると、全ての音を明瞭に発音しなければいけないという固定概念が崩れ、

今まで言いにくかった英語が言いやすくなることがあります。

もともと、こういった音の変化のルールというのは、

言うのが大変だ

発音しにくい

という状況から自然発生的に生まれたものですので、

当たり前と言えば当たり前なのですが。

参考までに、ネイティブの方が説明されている動画を載せておきますね。

理論から実践へ

音の変化のルールを学んで、

すぐにネイティブの英語が聞き取れるか、

自分の英語が劇的に綺麗になるかと言えば、

残念ながらそんなことはないんですね。

「知っていること」と「できること」は全くの別物です

理論が分かったら、実践が必要です。

度重なる練習で、しっかりと定着させることが大切です。

このとき、理論を意識しながら練習を重ねることが大切です。

「落ちている音はどこか」

「つながっている音はどこか」

「その結果自分の耳にはどう聞こえるか」

「発音してみた結果、客観的にどう聞こえるか」

常にフィードバックをしながら練習をしてみてください。

この音の変化のコツがわかってくると、

劇的に発音が変わり

またこれまで聞き取れなかった英語も聞き取りやすくなってきます

Practice makes perfect!

7月1日土曜日は交流会!

7月1日(土曜日)に、外国の方を招いて英語で交流会をします!

なんと、このクラスの受講生の皆さんは全員参加をしてくださるということで

本当に楽しみです!!

実際にこれまでに学んだ英語を、

間違ってもOK!

分からなかったらいつでも質問できる!

という環境の中で使ってみることで、

より「英語をもっと学んでみようかな」という気持ちになれるはずだと

非常に期待をしています。

英語学習は長い道のりだからこそ、

「楽しみながら学んでいく

という要素が絶対に必要だと思います。

最高の学習コミュニティになるために、

まずは7月1日学びラボ4U初イベントを

最高の時間にしたいと思います!

それでは!

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