学びラボ4U館林校です!
今回は「英語の相槌の打ち方」と「f,v,thの発音」についてレッスンを行いました!
まず、「相槌」ですが、英語には相手の話をしっかりと聞いていることを態度で示していく文化があります。
話を聞きながら、それに反応するためにはどんなフレーズを使えばいいのでしょうか?
今回学んだフレーズは
Really?
I see.
I got it.
That’s right.
That’s amazing.
などのフレーズです。
ただ、こちらの受講生さんが書いてくれた通り、相槌を打つのは結構大変です。
なぜなら、「英語を聞く」「相槌を打つ」ということを交互にやらなければいけないからです。
「どんな相槌を打とうかな…?」と迷っている暇がないのです。
ですから、これらのフレーズは「知っているだけ」では効果的に使うことができず、
「何も考えなくても自然にに口から出てくる」レベルになるまで反復練習をしなければいけません。
最初はぎこちなくてもいいのです。
そこから何度も何度も意識して相槌を打つようにしていくことで、少しずつ自動化されていき、自然と口をついて出るようになっていきます。
相手の話に対してしっかりと聞いている姿勢を態度で示し、
心と心で対話できる信頼関係の基盤を築くのがActive Listeningです!
「口をつくまで反復練習を」と書きましたが、
本などを見ながらフレーズを覚えるためにただ暗記するための「反復練習」ではあまり意味がありません。
「反復練習」を行うのは、使えるようになるためです。
ですから、
「実際の場面を想定して」
「文脈や会話の流れの中で」
「使うべきタイミングを判断しながら」
反復練習を行なっていくことが肝心です。
自己紹介も、丸暗記したフレーズを思い出しながら話すのではなく、
基本となるフレーズに自分の情報を組み込みながら、
自然な会話の流れの中で何度も使ってみることが大切です。
文脈のない反復練習をinputと呼ぶのに対し、
思考、判断しながら行う反復練習をintakeと呼びます。
学びラボ4U館林校では、
input → intake → output
のサイクルを回しながら意味のある反復練習を行うことで、
英会話をするために必要な資質を伸ばしていきます!
何より、そのほうが楽しいしね!
とはいえ、英会話ってやはり難しいですよね…!
はい、fとv も難しいんです。
なぜかって、日本語の発音にない口の動きを作らなければいけないからです。
いきなりムーンウォークをやってみろって言われているようなものですからね。
私がやったら一発で足首をグネると思います。
ともかく、f や v の発音する際の口の形は慣れるまでは難しいです。
一応のコツとしては、よく「下唇を上の歯で噛む」と表現されますが、
「噛む」と少し強すぎるかもしれません。
f の音は、「歯と唇の間を息が通る時の摩擦音」です。
ですから、息が通る隙間がなければいけないのです。
噛むことによってその隙間がなくなってしまうと、吐き出そうとする息が逆流してしまい、
口の中がぷくっと膨れ上がってしまいます。
そこで、「上の歯に下唇を当てに行く」くらいの気持ちでちょうどいいかと思います。
こんなふうに噛んじゃだめ。
息の通り道が塞がっちゃうからね。
英語の学び始めって、できないことや難しいことでいっぱいですよね。
それでも教室の中では笑顔で学んでくださっています。
今できなくても大丈夫です。
これで皆が簡単に出来てしまったら、私のお仕事がなくなってしまいます笑
英語の学習で一番大切なことは、「継続すること」です。
これ以外に英語の力を伸ばす方法はありません。
そして昨日、レッスンの終わりに「毎日英語の発音が上手になるためにできることはありますか?」という質問をいただきました。
英語講師として本当に心弾む瞬間でした。
私の仕事は、「英語を教えること」だけでなく、「英語をもっと学びたい」と思ってもらえるようにサポートすることにあると考えています。
学びは究極の「自主的な活動の結果」です。
「教わるから伸びる」のではなく、「自分で学ぼうとするから伸びる」のです。
そんな火付け役になれるよう、今後も私自身が一番学んでいきます!
ではまた!