伝わりやすい英語を創るために

学びラボ4U館林校です!

本日は破裂音の練習をしました。

破裂音とは一体どんな音のことでしょうか?

かもん!Wikipedia!!

“破裂音(はれつおん、英語: plosive)とは、鼻腔と口腔の双方の通気を同時に完全閉鎖するように、喉頭部または声門を閉鎖するか、あるいは口蓋帆を上げて鼻腔内を通る声道を閉鎖した上、口腔内の上下の調音器官を密着させて口腔内の声道も閉鎖することによって、閉鎖位置までの気圧を高め、その閉鎖を開放することによって発生する音(子音)のクラスを指す。”

引用:wikipedia

なんのこっちゃ…。

ざっくり説明すると、破裂音とは口の中を一度閉鎖してから、破裂させるように息を吐き出す音のことです。

そう、なんです!

英語では英語では「息」が音カウントされるんですね。

これが日本語との大きな違いです。

日本語にはなかなかない感覚なので、この感覚を掴むために行ったのがティッシュペーパーです。

引用:英語“肺活量”検査 発音する前に大切なこと – ENGLISH JOURNAL ONLINE

破裂音としてP, T, K(C) の音を、上の図のようにティッシュを顔の前にかざして、

ティッシュが息で前に動けば正しい発音がつかめているというわけです。

個人的に難易度としてはK(C)の音が一番難しいなあと感じています。

ただし、どんな時でも強く息を破裂させればいいというわけではありません。

強く息を吐き出す時は、これらの音が単語の先頭に来たときです。

pen    tennis    car

逆にこれらの破裂音が単語の最後に来たときは、音の脱落が起こりやすく、ほとんど発音されません

map    cat    music

これらの感覚を掴み、正しく単語や文へと発音を反映させていくには

継続的にトレーニングを続けていくことが必要です。

今は知識として「どのような口の動きで発音すればいいか」が分かっていればOKです!

分かっていれば、正しく真似をすることができるからです。

「音を聞いて、真似してみて!」

ではできません。

それができるのは子どものときだけだと言われています。

ある程度の年齢を過ぎたら、理論でもって正しく練習する方が効率がいいのです。

私なんて20年以上英語を勉強していますが、いまだに発音を勉強しています。

学びに終わりはありません。

大切なことは、「いかに楽しく続けられるか」です!

だからこそ、レッスンが笑顔で溢れるよう工夫していきます!

 

声を出すことの大切さ

この受講生の方の感想には、とても大切なエッセンスが詰まっています。

それは「声を出すと上手くなる気がする」という点です。

日本の英語の学習はどのように行われているイメージがありますか?

おそらく、ほとんどの方が上の画像のような学習を経験されているのではないでしょうか?

座学が大切ではないとは言いません。

座学も大切です。

しかし、「英語を話す」ことを目指すのであれば、

声を出して練習することが必須です。

音を出さずに楽器を演奏することができるようにならないのと一緒で、

声を出さずに英語を話せるようになることは絶対にありません。

だからこそ、書いてばかり、読んでばかり、聞いてばかりの勉強方法から脱して、

たくさん声を出して、たくさん話して、たくさん笑う練習を推奨しています!

たくさん笑うのはおまけ。

でも楽しい方がいいもんね。

英語を瞬時に返すフレーズ戦略

お礼や謝罪をされたとき、英語でどう返しますか?

私はもう、返す刀で言うことを決めてあります。


Thank you so much! – My pleasure!

I’m so sorry! – That’s OK!

もちろん、バリエーションはたくさんあります。

しかし、そこのバリエーションを増やすために時間を割いて同じような表現を習得するくらいなら、

とっとと一つ使える表現を身につけて、別のことを学んだほうがいい

なので、「お礼を言われたらこう返そう!」「謝られたらこう返そう!」という表現を一つ決めておくことです。

一つでいい

すると、いちいち返答する時も迷わなくて済みます

だって一つしか使わない(使えない)からね。

たくさんあることで迷うこともあるのです。

制限されているから広がるコミュニケーションもあるのです。

挨拶、お礼、謝罪。

一つでいいから自分の使うものを決めておこう。

視覚的な情報が学びを促進する

最後に、視覚的な情報の有用性についてまとめたいと思います。

視覚的な情報が学びを促進することは科学的にも実証されています

Dual Coding Theory といいます。

すごく単純に言うと、

言語情報に視覚情報が合わさると、右脳と左脳が両方刺激されるから

いい感じで学べるよってことです。

ちなみに、講師がマスクをつけていることは発音を学ぶ上でマイナスになります。

感染対策にも気をつけながら、最近ではマスクを外してレッスンをすることが増えるようになりました。

なぜなら、マガーク効果というものがあり、口元を隠すことで脳が本来精査している音の情報と視覚の情報のうち、視覚の情報が抜け落ちることで脳の情報源が一つなくなり、音を認識しずらくなることがあるからです。

私たちは、視覚と聴覚をフル稼働して情報整理を行っているんですね。

脳、尊い…。

学びラボ4U館林校では、こうした学習理論などを踏まえて、

学びが最大化するよう心がけながらレッスンを行っています

そして何よりも笑顔が生まれるレッスンを心がけています。

学びは楽しい。

共有したい一番の感覚です。

ではまた!