アウトプットの増やし方

学びラボ4U館林校です!

本日は中級者コースで写真描写のレッスンを行いました。

これはPicture Describing とも呼ばれる方法で、

絵に描かれた状況を英語で説明する練習方法のことです。

英検の二次試験では写真描写や絵画描写から派生したストーリテリングなどの問題が出題されます。

学びラボ4館林校で写真描写に取り組んでもらうのは、

英検二次試験で課されているから、その対策のために…

というわけではありません。

これは一人でもできる、超優秀なアウトプットの練習だからです。

アウトプットの重要性については何度もお伝えしている通りなので、ここでは控えます。

ところが、その重要性の割には、日本という環境の中でなかなかアウトプットする機会はありません

そこで、本当に英語を話せるようになりたかったら、

英語の学習の中に、自分でアウトプットをできるような工夫を施さなければいけません

独り言英会話、英語日記、サマライジングなどなど、一人でできるアウトプット活動にはいくつか種類がありますが、

この写真描写は以下の点において優れていると考えます。

①写真は比較的どこでも手に入りやすいこと

②言うべき内容を考える必要がないこと

教材としての入手のしやすさ

写真描写の活動は写真さえあればどこでもできます。

スマホを開けば秒で手に入ります

自分が撮った写真でもいいのです。

お金もかかりませんし、種類も豊富です。

また、同じ写真を使っても、表現の難易度などは自分のレベルに合わせて調整すればいいだけなので、どのレベルの人にも使えます

このように、写真描写の練習は、そもそも教材が豊富に存在するという利点があります

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写真描写の上位互換として、情景描写という練習方法もあります。

これは、目に入ってくる情景を次々に英語にして口に出していくという練習方法です。

公共の場所ではなかなか声に出すのは難しいでしょうから、頭の中で英文を作るだけでもいい 練習になります。

文章化にのみ焦点を当てられる

英語を声に出して話す前に、私たちがしなければいけないことが2つあります。

概念化文章化です。

概念化とは、「何を話そうか考えること」です。

文章化とは、「言いたいことを英語に直していくこと」です。

2つのことを一気にやろうとすると、頭は混乱しています。

脳はマルチタスクはできないと言われているからです。

いわゆるマルチタスクと呼ばれるものは、高速で脳の意識を切り替えているだけで、

本来は一つのことにしか集中できないと言われています。

例えば、独り言英会話では「何を話そうかな…」と考えるところから始めないといけないため、

負担としては結構重めの活動になります。

ところが、写真描写は「何を話そうかな…」と考える必要はほとんどありません。

なぜなら、話すべき題材は目の前に存在するからです。

「なんでもいいから喋ってよ」と言われたら日本語でも困ると思いますが、

「写真に何が写ってるか喋ってよ」と言われたら、日本語ではそんなに苦労はしませんね。

つまり、写真描写で取り組む活動は、「言いたいことを英語に直していく」ということに意識を集中して行える学習活動であると言えます。

とてもとても疲れた顔をして入ってきた本日の受講生さんですが、

本当に集中してよく頑張っていました。

この活動はとても頭を使うため、大変だったと思います。

お疲れ様!

 

ちなみに、ありがたいことに受講生さんのお母様に差し入れをいただきました!

写真に撮る前にあまりのおいしさに速攻で私のお腹の中に消えてしまいました…

ご馳走様でした!!