学びラボ4U館林校です!
本日から発音/準備コースの2クラス目がスタートしました!
学びラボ4U館林校で初めての中学生の受講生さんとのレッスンです。
中学校ではカリキュラムが盛りだくさんで、なかなか発音に時間をかけられない現状があります。
ところが、英語を話せるようになるためには「発音」から学ぶことが大切です。
今日はなぜ英語を学ぶときに「発音」から学ぶ必要があるのかを熱くまとめていきたいと思います!
皆さんはPassive Vocabulary とActive Vocabulary という言葉を聞いたことがありますか?
Passive Vocabulary とは、読んだり、聞いたりしたら意味が分かるが、話したり書いたりすることには至っていない語彙です。
Active Vocabular とは、話したり、書いたりすることまでできる語彙です。
日本語にも、新聞やニュースで読んだり聞いたりしたら分かる単語でも、普段なかなか使わない単語があります。
語彙は「聞いたり読んだりしたら分かるフェーズ」から「話したり書いたりできるフェーズ」へと移していかなければいけません。
ところが、日本の英語の学習方法では、せっかく学んだ単語もPassive Vocabulary にすらならないというケースがよく起こります。
英文を聞いて、
「え…全然分からない…」
と思って、テキストを見てみたら、実はすごく単純な単語で
「こんなに簡単な単語なのに聞き取れなかったのか…」
とショックを受けた経験はありませんか?
日本人の単語の学習方法といえば、単語帳です。
ところで、単語帳を勉強するときに、音声を聞きながら勉強している人はどれくらいいるのでしょうか?
英語というのは漢字と同じで、文字から音を正確に読み取ることができない言語なのです。
もちろん、漢字と同じように、ある程度推測することまではできるのですが、辞書を開いたり、知っている人に聞くなどしないとそれが正しいかどうかまでは判断できないのです。
音を蔑ろにしていても、学校のテストでは点がとれます。
なぜなら、学校のテストは「書くこと」がメインだからです。
結果として、本来一番大切な「発音」が置き去りにされるという現状が生まれてしまっているのです。
こうして「発音までは分からない単語」は、「聞いて理解できる単語」つまりPassive Vocabulary にはなれないまま、忘れられてしまうわけです。
英語にはいくつの音が存在するか知っていますか?
それを知らなければどんな弊害が起こるのでしょうか?
よく、「ネイティブの発音をよく聞いて真似をすることが大切」だという意見がありますが、
そもそも英語にどのような音が存在するのかを知らないままでは、その「真似」すら難しいわけです。
試しに、「プロのダンサーが踊っているのをよく見て真似してごらん」と言われても、ほとんどの人にはできないはずです。
当然、私も無理。
だからこそ、一つ一つの音をしっかりと分解して、「これはこの音!これはあの音!」としっかり分類しなければいけないわけです。
そしてそのためには、英語の音の全てを最初に学んでしまうことが必要なのです。
もちろん、耳の良い幼児期の子供にはそんなことは必要ありません。
聞いて真似るだけで正しい発音を習得することができてしまうのです。
ところが、ある一定の年齢を超えるとそれが極端に難しくなります。
「英語は幼児期から始めないと、そのあとは一生身につかない」という誤解をされている人もいますが、これは全くの嘘です。
幼児期から始めないと身につかないのは、「ネイティブと同じ思考レベルの英語力」か真似をするだけで発音を身につけてしまうだけの「音感」です。
そして、それらは言語習得に必須というわけではありません。
話がズレましたが、英語の「音」を網羅し、パズルのピースを一つずつはめ込んでいくように単語の発音を学び、そして文になった時の発音を学ぶことで、
見違えるように英語の発音が綺麗になっていきます。
ただ、初期の段階ではどうしても反復練習が多くなってしまうので、
なるべく楽しく取り組めるよう今後も工夫していきたいと思います!
それではまた!