学びラボ4U館林校のRyoです!
今日も中級者コースでの英語のレッスンがありました。
本日は生徒さんの苦手を分析するための長文読解を行いました。
長文を読んでもらう頭の中の思考を言葉にしてもらうことで、
①どの構文でつまづいているか
②どのような理由で長文が読みにくくなっているか
③リスニングで聞き取れない理由
などをスクリーニングすることができます。
今回は【前置詞】について感想の中で触れていただいたので、少しだけ説明していこうと思います。
まず結論から言うと、英語を聞いて理解したり、話したりするためには、前置詞をいちいち日本語に翻訳している時間はありません。
なぜかと言えば、一つの前置詞にはたくさんの日本語訳があって、
「どれが今回の文脈にマッチするかな〜」
なんて全てを一つ一つ検証している時間の余裕はないからです。
例えばatの意味を確認してみましょう。
カモンWeblio!
引くぐらい意味がありますね。
これら一つ一つの意味を当てはめて、検証なんてしていたら、長文は先を読み進められないし、リスニングなんて絶対無理ですよね。
そこで、atをイメージ化してみましょう。
atのイメージは【動いている対象が一点に定まる】というイメージです。
いくつか例文を見ていきましょう。
【Look at me.】
これは “Look” 「見て」と言われた時点ではまだどこを見ていいか分からない状態ですね。
だから視線が彷徨います。
彷徨っている視線は
at me
と言われた時点で「me(私)」のところでピタッと停止します。
【I usually get up at six.]
“at” はよく時間にも使われますが、これも同じイメージです。
“I usually get up” この時点ではまだ「私は普段は起きるんだよね」と言う情報しか開示されていません。
そこで、聞いている人は「何時にだろう…?」という情報が気になりますね。
時計の針を思い浮かべてもらえれば分かりやすいのですが、チックタックと動いている状態です。
これが
at six
と言われた時点で「six(6時)」のところでピタッと停止します。
このように、前置詞をイメージで理解する習慣をつけると、
英語を日本語に直さなくても英文が理解できるようになってきます。
英語は情報が次々に足されていき、最終的に全体像が明らかになっていきます。
だからこそ、日本語訳がたくさんあてがわれやすい前置詞はイメージで覚えていくことが必要なのですね!
ではまた!
手作りのクッキー、いただいちゃいました!
入れ物も可愛い!
ありがとうございます!