will は「未来」を表すものではない!? 大人英会話コース 2023.06.17 助動詞は「心理」を反映させる言葉 学びラボ4U館林校です!本日の大人英会話コースでは助動詞のwillについて練習しました!学習段階に応じて、説明を簡略化して「未来のことを表す」と説明されるこのwillですが、実は助動詞のメインの役割というのは、動詞に話し手の「心の動き」を反映させることです。言い換えれば、「事実ではなく、その人が思っているだけのこと」を表現するときに使うのが助動詞という言葉です。例えば、先日練習したcan は、その人の「能力」を事実に即して説明する言葉というより、その人が「できるだろう、起こりうるだろう」と自信を持っていることに対して使います。ところが、このような難しい説明を学習初期で受けても「むむむ?」となるので、「〜できる」という意味で学習を進めていくことになっています。同じように、will も「未来のことを表す」と説明されることが多いのですが(そして初期段階ではそれでもいいと思いますが)正確には「意志」を動詞に反映させている結果、未来のことを話しているように見えているわけです。ですから、未来にその行動が現実に起こるかどうかよりも、今、その行動を起こそうとする「意志」「予測」に焦点が当たります。この受講生の方が言うように、自分の目標や将来やりたいことを語る際にとっても便利な言葉です!うまく活用し、自分の「気持ち」や「思っていること」を相手に伝えてみてください。「奥様にプレゼントとして薔薇を渡す」ことを提案しましたがこれは却下されてしまいましたとさ。 過去、未来、現在の表現を学ぶと、表現できることが増える 英会話習得の初期段階では、とにかく表現できる幅を広げられる文法から学んでいきます。そういった意味では、過去、未来、現在(事実や習慣)の全てを網羅すると、かなり会話の幅が広がります。事実、この大人英会話コースでもここ数回のレッスンで会話量が一気に増えました。同じ文型を使いながらも、毎週違うことを話すことができるのもこれらの文法のいいところだと感じています。特に、未来形ではこれから待つ楽しいことなどを伝えることができるため、話していて楽しいんですよね。Yes/No question を基盤に、主語、動詞の並びを復唱する練習をしながら、ときにはOpen question で会話に深みを出す。少しずつ会話の基礎を作り上げていっています。don’t, didn’t の区別も、何回もやり取りを繰り返すうちに自然と判断できるようになります。何度も間違えながら、会話を楽しみつつ練習していきましょう! 発音に自信がつくと、英会話はもっと楽しくなる 英語の発音がよく分からない状態では、会話はなかなか楽しめません。ところが、英語の発音の仕組みが、口の動きや息の出し方などまで細かく分かってくると、正しい発音を身につけるためにどのような練習を繰り返せばいいかが分かります。「とりあえず真似する」という不安な時間を過ごす必要はなくなります。もちろん、発音はどんどん良くなっていきますから、英語を話すのが楽しくなっていきます。なんでもそうですが、上達が実感できると楽しいですよね。現在の大人英会話コースでは、まだ単語レベルでの発音練習がメインですが、これが文レベルにまで発展してくると、自分が発する英文にも少しずつ変化が訪れるようになってくるはずです。「発音が悪くても伝わる」こういう人もいますし、確かに伝わると思います。ただ、相当聞き取りづらく、相手にストレスを与えかねません。だからこそ、相手に聞き取りやすい英語で話せるよう努力することは、コミュニケーション上の配慮なのではないかと考えています。私も、現状に満足することなく、より相手とスムーズにコミュニケーションが取れるように邁進していきます!ではまた!
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