発音/準備コース(水)第7回目 発音/準備コース 2023.05.252023.06.02 英語の質問にスムーズに答えるためには? 学びラボ4U館林校です!今日も笑い声で溢れるレッスンとなりました。和気藹々とした雰囲気の中で楽しく英語を学べていることに感謝です!さて本日も英語の発音に加えてちょっとした英会話を行いました。相手の習慣を質問する内容でしたが、最終的には質問と解答が3往復、4往復するといった具合に、かなり高度な英会話に発展しました。英語の質問に英語で返すときに、言葉に詰まらずにスムーズに返すためには、質問文の中に含まれている単語をそのまま利用するのが最も効率がいいです。相手から質問されたときには、頭の中で二つのことが同時に起こっています。①相手の質問に対しての答えを考える②答えの文を英語でどう返そうか考えるところが、人間の脳みそはマルチタスクが苦手です。そこで、①の思考にワーキングメモリを譲り、②を無意識的に行えるようになることがスムーズに話すためのコツです。「無意識的に答えの文を作る」とはすなわち、「機械的に英語の文章を作成する」ということです。機械的に英語の文章を作成するためには「相手の質問文で使われている単語を並び替える」という技術が必要です。そしてそのための練習として、学びラボ4U館林校では単純にYes/Noで答えられる疑問文にもしっかりと主語と動詞を添えて答える習慣をつけるようにしています。例えば、 Do you like watching YouTube? という問いに対して、 Yes. / No. と答えることでコミュニケーションは成立します。しかし、相手の質問文の中で使われている単語をそのまま利用して答えられるようにするために、あえて Yes, I like watching YouTube./ No, I don’t like watching YouTube. まで答えてもらうようにしています。これが後々、オープンクエスチョンと呼ばれている疑問詞で始まる質問にスラスラと答えられる力へと繋がっていくからです。少しずつ、相手の質問の中に含まれる英語を利用して答えるのが上手になってきた受講生の皆さんです。今後も、発音を学びつつ、英会話の楽しみも満喫していきましょう! do, does の正体とは!? 相手の習慣を尋ねるときは「現在形」を使います。ところで、現在形とは何かと問われたらどのように答えますか?多くの人が、「今のこと」だと考えている傾向にあります。ところが、そうすると「現在進行形」との境目が分かりにくくなります。実は、現在形とは「今のこと」ではなく、「昨日も今日も明日も変わらないこと」を表します。だから、「昨日も今日も明日も変わらずに行うこと」つまり「習慣」は現在形を使うんですね。また、「昨日も今日も明日も変わらないこと」として、「事実」を語るときにも現在形を使います。ところが、動詞にはもともと「昨日も今日も明日も変わらない」なんて意味はありません。いったい、どんな言葉が「昨日も今日も明日も変わらない」というニュアンスを付け加えているのでしょうか?それはdo/doesです。実はdo /does は「昨日も今日も明日も変わらない」という意味を動詞に付け加える助動詞のような役割を果たしているのですね。ところが、普通の助動詞とは大きく異なる点があります。それは、肯定文には現れてこないことです。これについてはまた別の記事で説明することにしますが、肯定文の中ではdo / does は「動詞の後ろに隠れている」と考えるとよいかと思います。そうすると、三単現のSの正体が何なのかが見えてくるようになりますよ。後日、詳細を語ります! 挑戦しているから成長する Growth mindset と Fixed mindset という考え方があります。スタンフォード大学のキャロル・ドウェック博士が提唱したこの二つのマインドセットは、成長思考と固定思考という日本語に訳され、「挑戦すること」に対しての認識に大きな影響を与えるそうです。成長思考は「人の能力は努力によって開発可能である」とする一方、「固定思考」では「人の思考は生まれながらに決まっていて努力しても限界値を超えられない」と捉えます。二つの思考の形成の要因となるのが、「褒め方」だそうです。結果を褒められた場合、「結果を出すことが価値があることだ」と認識するようになり、結果が出せなそうな場合は挑戦をしなくなる傾向にあるそうです。これが固定思考を作っていくと言われています。逆に挑戦の過程を褒められた場合、「挑戦することに価値があるんだ」と認識するようになり、努力の過程に価値を感じるようになるそうです。そしてこれが成長思考を作っていくのだとか。学びラボ4U館林校では、テストで点を取ることや、資格試験に合格することよりも尊いことがあると信じています。それは、自分の目標に挑戦していくことです。結果は二の次です。もちろん、講師として全力で受講生さんの英語の力が伸びるようにサポートをしていきますが、最終的に結果が伴おうが伴わまいが、受講生さんが自分で目標を決めて、自分で挑戦していく過程にこそ本当の価値があると信じています。これからも、受講生の皆さんと挑戦の過程を楽しみながら、成長の喜びを噛み締めていきたいと思います! 「もっと知りたい」を学びの始発に なぜ子どもたちは一般的に勉強を嫌いになっていくのでしょうか?それは、「楽しい!もっと知りたい!」と感じる前から「これを学びなさい!」と提示されるからです。人間は元来、人から強制されることを嫌うようにできています。心理的リアクタンスと言います。 心理的リアクタンス理論とは?実験や具体例を用いて徹底解説【対策もあり】|yujilog制限されると反抗したくなる心理のことを心理的リアクタンスといいます。本記事では心理的リアクタンスとはなにか、具体例を交えて世界一わかりやすく解説していきます。ぜひ日常で役立ててください。 もちろん、学校や先生が悪いという訳ではありません。現行の教育システムではカリキュラムが設定されており、カバーしなければならない学習領域が定められているため、子どもの興味が赴くのを待っている時間的な余裕がないのです。それに対して、モンテッソーリ教育では、子どもが興味を持ったことから多くを学べるように環境配置や教材にとことんこだわります。自然と数、図形、言語、科学などに興味を持てるように教室がデザインされているそうです。個人的には非常に興味深い教育理念だと感じております。IBなども最近では注目され始めており、今や学習は興味や関心と切っては切り離せぬものとして考えられています。学びラボ4U館林校では、「英語を勉強しなさい!」「宿題をやってきなさい!」と強制することは一切ありません。英語の力を伸ばしたいと思った人が、毎日の学習をしてでももっと成長したいと思い、相談してきたときのみ効果的な学習活動を提案をします。英語を学ぶことは楽しい。英語を話すことは楽しい。成長することは楽しい。たくさんの楽しいで溢れかえったときに、「もっと学んでみたい」と思ってもらえるよう、これからも笑顔あふれるレッスンを心がけていきます!ではまた!
コメント