大人英会話コース第4回目

大人英会話コース

英語を話す練習はまずは自分の身の回りのことから

学びラボ4U館林校です!

本日は英語の語彙力の増やし方についての効果的な方法をお伝えしようと思います!

ここでは、「大人英会話コース」というコンセプトであることから、

学校のテストや英検、TOEICなどの資格試験のための語彙力強化ではなく、

英会話力を向上させるための語彙力強化の方法を書いていこうと思います。

結論から言うと、「自分の身の回りのものや事柄から英語を覚えていく」という方法がオススメです。

これは「自己関与性が高いものほど記憶の定着が起こりやすく学びやすい」という理論に基づいています。

英語だとPersonalized Learning Personalization と呼ばれる学習理論です。

自己関与性とは、自分との繋がりが深いもののことを指します。

例えば、私は花に関しての知識がほぼ皆無で、「どの花見ても綺麗だな」状態です。

そんな私が、花に関する単語を覚えようと思ったときは、非常に苦労をします。

ところが、私は教育に関してのことには興味があり、教育用語に関しては比較的すんなりと理解をし、覚えることができます。

このように、個人の興味や生活環境に応じて、覚えやすい単語と覚えにくい単語がありますが、

これらは「自己関与性の濃淡」によって左右されることがあるそうです。

(もちろん、これが全てではありません)

そんな中で、日常生活の中でよくする行動やよく目にするものは、自己関与性が高いものに分類されます。

だからこそ、そういった事柄を英語で表現したらどうなるのかを考え、ときには調べたり質問したりすることが英会話上達のための語彙力を鍛えてくれます

日常英会話では、難しい単語を知っている必要はなく、むしろ日常的によく使う表現をどれだけスムーズに使いこなせるかが重要になってきます。

そこで、日常生活に目を向け、「これを英語で表現したらどうなるのだろう?」という視点を持つだけでも英語力は伸びるはずです。

教科書や単語帳などで難しい単語を覚えることも有意義だとは思いますが、英会話力を鍛えて日常会話ができるようになりたいと思っている人は、より使用頻度の高い、シンプルな英語表現をたくさん覚えていき、それらに熟達してく方がよっぽど近道です。

日頃目にするものやよくする行動などを英語にしていってみることで、今まで教科書では出会わなかった表現に出会うことが増えてくるはずです。

ぜひ、お試しあれ!

アクティブリコールを駆使して英語の暗記力をあげよう!

「暗記」って実はAnkiっていう英語になっているの、知ってました?

そんな暗記ですが、昨今では脳科学の研究も進み、人の暗記に関わるメカニズムもかなり解明が進んできています。

そんな中で、暗記をするためには「思い出す」という活動が不可欠であることが分かっています。

そこで、「思い出す」という活動を能動的に学習活動に盛り込んで暗記をより効率的に進めようとするのが「アクティブリコール」という手法です。

何かを覚えようとするときに、ひたすら教科書を読んで何度も書いたりする人も多い中で、もっとも効果が高いのは「小テストを行い、学んだことを思い出そうとする活動」であることがわかっています。

これは「テスト(検索)効果」とも呼ばれ、実験データなどからその優位性が明らかになっています。

忘れることは決して悪いことではありません

人は、辛いことや痛いことなどの記憶をずっと留めておいては心が壊れてしまうため、脳が自動的に「忘れる」機能を有しています。

覚えたいことまで忘れてしまうのは辛いですが、忘れたいことを忘れられないのはもっと辛いのです。

(哲学的…)

ところが、「思い出す」という行為を入れることで脳は「これは忘れてはいけないことなんだ!」と認識し、なるべく記憶を保存しようとするわけです。

専門的にいうのであれば、脳の記憶の回路であるニューロンが太くなり、より電気信号が伝導しやすくなるわけですね。

筋肉に例えて言えば、筋繊維が太くなってムキムキマッチョになっていく感じです。

だから「覚える→忘れる→思い出す」というサイクルを何度も回す必要があるのです。

中にはこれを5回繰り返すことでようやく記憶は定着するという人もいるくらいです。

だから一回で覚えられないと嘆く必要はないのです。

一回で覚えられないのは当たり前のことです。

学びラボ4U館林校でも、英語を「覚えて、忘れて、思い出して」を繰り返せるようにレッスンをデザインしています。

また、なるべく体験的に覚えてもらうようにするための活動の工夫もしています。

紙に書いて覚えたり、問題を解いたりする時間よりもはるかに多くの時間を「実際に使ってみる」ことに充てるようにしています。

体験したことが忘れにくいのも、記憶のメカニズムで明らかになっていることです。

コースが進めば進むほど、体験的に学ぶ時間が増えていきます!

表現できることが増えていけば、会話が広がりやすくなるからですね。

私としても、受講生さん同士が英語でやり取りをする姿を見るのを何よりの楽しみとしています!

館林で最高の英語学習コミュニティを作っていきます。

それではまた!

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