「知っている英語」を「使える英語」に
学びラボ4U館林校です!
本日はガッツリとスピーキング指導に時間を割きました。
その目的は二つです。
①知識のもつれを解きほぐすこと
②英語の語順に慣れること
大量の「知識」を「技術」に変える
①に関して言うと、これまでほとんどスピーキング練習をしてこなかった場合に「知識の混乱」が起こっているケースがあります。
例えば、人称代名詞の変化をスムーズに行えるか。
あるシンプルな文法に関して、肯定文、疑問文、否定文と次々に変化させていけるか。
主語や目的語を変化させたときに、それに伴って必要箇所を変えていけるか。
こういった「技術」は「知識」偏重の学習では身につきにくいとされています。
「知っていること」を「使えるようにすること」に変えていくことで、英会話力は伸びていきます。
本来、私たち日本人は英語の知識量だけでいえば非常に多いはずです。
なぜなら、文法学習についてみっちり勉強し、日々の生活の中にもたくさんの「英単語」が自然に混ざっているからです。
実際に今回のこの記事の中にいくつ「カタカナ表記」が出てきているか数えてみてください。
それらのほとんどが「英単語」です。
ところが、それを「使う」となると途端に腕が落ちてしまうわけです。
それは単純に「使う」という練習機会に恵まれていないからです。
反復的なスピーキング指導は
意図的に負荷を重くした「使う」練習を重点的に行うことで、アウトプット不足を解消し、今までの知識の整理を行うことを目的としています。
英語の情報提示の順番に慣れる
英語の情報提示の順番はある程度決まっています。
スピーキングの初期段階では、「型」を使いながら、情報提示の順番を示唆していきます。
すると、どのような順番で情報を提示していけばいいのかが常に明らかになるので、
「適切な単語を考える」「語順を考える」という二つの思考作業に同時進行で取り組む必要がなくなり、かなり話しやすくなります。
型から外れて、よりバリエーション豊かに英語を話すのは基礎がしっかりと身についてからです。
古来より、守破離の大切さが語られてきましたが、英語においては特にこのアフォリズム(格言)の重要性を感じます。
また、今日はその型を使いながら「リフレーミング」のコツも紹介しました。
英語が上手に話せる人の頭の中は常に「言い換え」が起こっています。
今日の実際の例で言うと、「ロボットの英語の発音は綺麗である」ということを言いたかったのに「発音」という単語が出てこずに詰まってしまいました。
こんなときは「言い換え」を行います。
「ロボットの英語の発音は綺麗である」というのを、5歳児にも分かるように説明するとどうなるでしょう?
例えば、「ロボットは上手に英語を話すことができるんだよ」と言うことができます。
これを英語の語順にすると「ロボットは/話せる/英語を/上手に」となります。
これなら、元の日本語よりは簡単に英語にできそうですよね。
このように、どれだけ自分の英語力に寄せて、シンプルかつ簡潔に「言い換え」ができるかどうかがスピーキング力の高さに直結していきます。
そして、その「言い換え」はアウトプットの練習の中でしか起こらないのです。
だからこそ、学びラボ4Uではたくさん英語をアウトプットする機会を設けられるようにレッスンを設計するようにしています。
自分の成長に自分で気づき、そして嬉しくてもっと努力する。
これからも、そんなレッスンを提供していきます!
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