発音/準備コース(月)第4回目

発音/準備コース

中1ギャップは英語にもある!?

学びラボ4U館林校です!

中学1年生が通う月曜日の発音/準備コースですが、

現在はまだ受講生が一人のコースのため比較的柔軟に対応させていただいております。

そんな中で、「中学校の英語で分からないところがある」と困った様子だったので、

基本的な発音のレッスンを行った後は、中学校の教科書を使いながら発音の練習をし、

その中で分からないところへのサポートをすることにしました。

館林の中学校ではNew Horizon(東京書籍)を採用しています。

令和3年の学習指導要領の改訂により、英語の教科書の内容も大幅に変わるようになりました。

例えば、今まで高校生の学習内容であった「仮定法」や「現在完了進行形」などが中学生の学習内容に盛り込まれました。

また、小学校の英語の教科化を受けて、中学1年生の最初の単元も大きく変わりました。

最初の単元であるUnit1では、今まではbe動詞 is, am だけだったのが、

今ではbe動詞、一般動詞、助動詞can が一気に出てくることになりました。

その文法的な説明も少なく、まるで

小学校でやったから分かってるだろうけど、念のためちょろっとだけおさらいね

と言わんばかりの少なめなボリュームです。

試しにUnit1 Part1の以前の教科書との英文の比較をしてみましょう。

【以前の教科書】

Good morning everyone.
I’m Ellen Baker.
Call me Ms. Baker.
Hi, I’m Ando Saki.
Call me Saki.

【今の教科書】

Hello, everyone.
I’m Margaret Brown.
Call me Meg.
I’m from Australia.
I’m twelve.
I like Japanese food.
I love sushi.
I often drink green tea, too.

これだけ見ても難易度が一気に上がったのが分かるかと思います。

ところが、小学校では英語の教員免許をもたない先生が英語の授業を行うことも珍しくありません

英語の教科化にまだ現場が追いついていない状況です。

となれば、小学校によって

英語をしっかり学んできた生徒」と「英語をなんとなく学んできた生徒」に分かれるということです。

こればかりは先生を責めるわけにはいきません。

専門性の低いことを「教えてください」と言われたその先生だって辛いはずですから。

そしてそれを分かっている中学校の先生であれば、Unit1に行くまでの間にしっかりと対策を練るはずです。

ただ、中には「小学校でやっているはずだし、大丈夫だろう」と授業を進める先生もいるかもしれません。

そんな場合、英語の学び始めの段階からつまづいてしまう生徒がいるのは想像に難くありません。

そんなわけで、「英語の基礎は小学校でつくられる」という理想はまだまだ追いついていないのが現状です。

それどころか、教科化になったことで「もう学んでいるよね」という前提で中学校では授業が進むようになってしまっているのです。

実際にはそうでない現状があったとしてもです。

その結果、何が起きているか。

英語の成績が二極化しているというのです。

上の記事からも分かるように、小学校でしっかりと専門性の高い英語の授業が受けられたり、

自分で勉強したりしてきた生徒だけが英語の授業についていける、という状況が発生しやすくなっていると言えるわけです。

そんなわけで、学びラボ4U館林校では小学校のうちに英語の学びの土台をしっかり作っておきたい方や中学生で英語に困っている方の力になるべく、

様々なレベル別のコースを用意しているわけです。

英語のお悩みは全て解決します!

中学英語が英語学習の基礎になります。

特に中学1年生で学ぶ基礎は今後の英語学習の成否を左右します。

ぜひ、学びラボ4U館林校で一緒に正しい知識と技術を身につけましょう!

ではまた!

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