こんにちは、学びラボ4U館林校です!
今回のレッスンでは後置修飾の総まとめを行いました!
英語では「説明が長くなったら名詞の後ろから説明してね」というルールがあります。
「長い説明」の定義は1語で説明できないもの」です。
例えば、「走っている女の子」は
a running girl
とrunning 1語で説明できるのでgirlという名詞の前に置けますが、
「公園で走っている女の子」は
a girl running in the park
とrunning in the park のように4語必要なのでgirl という名詞の後ろに置きます。
このように、英語では「名詞を後ろから説明する」ということが頻繁に起きるのですが、
この感覚がつかめてくると、英語はかなり理解しやすく、そして話しやすくなっていきます。
そこで今日は後置修飾のパターンを紹介しようと思います!
①前置詞:a girl in the group
「そのグループの中の女の子」
②不定詞:something to eat
「食べるための何か」
③現在分詞:a girl running in the park
「公園で走っている女の子」
④過去分詞:a girl loved by everyone
「みんなに愛されている女の子」
⑤関係代名詞:a girl who plays tennis
「テニスをしている女の子」
⑥主語+動詞:a girl I saw yesterday
「私が昨日見た女の子」
この後置修飾が起こることで、混乱が起こりやすくなります。
特に、長文読解で起こる混乱の多くは
「単語が分からない」
「文法が分からない」
「後置修飾で混乱する」
のどれかだと思っています。
そこで、精読をしようと全ての英文を完璧な日本語に訳しながら読み進めていくとどういうことが起こるのでしょうか。
「返り読み」が起こります。
なぜかというと、日本語で名詞を修飾するときは全て前からなのに対し、英語では後ろから就職することがザラにあるからです。
この読み方を続けていると、リスニングに悪影響を及ぼします。
そこで、「お、ここから後置修飾だな」と後置修飾を見極めたら、前から理解していく思考方法を身につけていく必要があります。
その具体的な方法については、頭の中で「説明されているもの」と「説明しているもの」を明確に区別することです。
このフレーズで言えば、「公園で走っている女の子」と捉えてしまうと、英語の情報提示の順番と逆の流れで理解していることになってしまいます。
そこで
「女の子、(どんな女の子かというと)公園で走っている子」
と説明されているもの(女の子)と説明しているもの(公園で走っている)を区別しながら前から理解していきます。
このトレーニングを繰り返すことで、リスニングでも音声が流れてくる順に英語を理解することができるようになっていきます。
こういった思考方法を身につけるのは、早ければ早いほどいいと思っています。
染みついた思考の習慣を修正するのは大変ですからね。
これを読んだあなたにもし返り読みの習慣があれば、
前から前から理解する思考方法の獲得を目指してみてください!
それではまた!