学びラボ4U館林校です!
今回の大人英会話コースでは写真の描写をさらに深めて、
「絵の中にあるもの、いる人」の説明に加えて、
その人のしていることを現在進行形で説明する活動を行いました。
現在進行形とは、「be動詞+動詞ing」の形で、
「〜をしている」という意味を表すと理解している人がほとんどだと思います。
これは決して間違っていないのですが、
よく起こる共通の間違えとしてはbe動詞が抜けてしまうということが挙げられます。
I studying English now.
みたいな感じですね。
もちろん、be動詞がなくても、意味は伝わると思います。
ただ、文法的な正確性を高めるのであれば、
しっかりとbe動詞を挟んであげる必要があります。
今回は、このbe動詞の抜け落ちを少しでも防ぐために、
「なぜbe動詞が必要なのか?」ということを
突っ込んで考えてみたいと思います。
まずbe動詞の役割から説明すると、
AとBは同じ存在や状態であることを示す役割があります。
言い換えれば「=」の役割をするんですね。
I am tired.
私 = 疲れている状態
続いて、動詞+ing(現在分詞)と呼ばれるものが何を意味するのかを
eat という動詞を例に説明していきます。
まず、eat(食べる)という行為には3つのフェーズがあると考えます。
①【食べ始め】「いただきまーす」
②【食べ途中】「もぐもぐ」
③【食べ終わり】「ごちそうさまー」
この一連の行動の流れを「eat(食べる)」と呼びます。
この一連の流れの3つのそれぞれの状態がバラバラになってしまうと、
それは「eat(食べる)」という一連の行動の流れではなくなってしまいます。
つまり、「動詞」ではなくなるということです。
そしてバラバラになった一つ一つは、
「行動」というより「状態」に近くなります。
①【食べ始め】の状態
②【食べ途中】の状態
③【食べ終わり】の状態
この【食べ途中】の状態を「動詞+ing(現在分詞)」で表しています。
一連の言葉から「分かれている」状態を表した言葉が「分詞」です。
もう分かりましたね?
現在進行形でbe動詞が必要な理由は、
「動詞+ing」で表されているものが「状態」だからなのです。
I am eating lunch.
私 = 昼食をもぐもぐしている状態
もちろん、これを理解したからと言って、
be動詞が抜け落ちることがなくなるかというと
そんなことはないと思います。
ただ、「動作の進行形」と捉えるよりも、
「状態への言及」と捉えた方が、
be動詞の必要性を感じやすいので、という話です。
受講生の方々も、とても上手に絵の中の描写をできるようになってきました!
それにもまして、
「もっとうまく説明したい」
「次はこうなりたい」
という思いが生まれてきているのがとても素敵です!!!
なりたい自分や達成したいゴールが先にあればこそ、
学びは加速していきます。
受講生の皆さんの思いを大切にしながら、
今日も笑顔のレッスンを心がけていきます!
ではまた!